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Web屋がマーケティングコンサルタントになった理由(ワケ)。

いつも、「一番」を目指していた私が地方のWeb屋をやっています

19981年、サーフィンとディスコ遊びに明け暮れた大学生活を卒業して、Gデザイナー(グラフィック)として、大手流通企業の販促物を作っていました。ポスター・パンフ・チラシなど専門課程の違う分野で、「一番がかっこいい」仕事をしたかったからです。時代はバブルでした。仕事は山のようにありました。超大手広告代理店の社員から「飲みいかない!」と誘われたのが、銀座のクラブでした。20代の私は緊張しっぱなしで、その超大手広告代理店の社員は会社のカードで支払っていました。後で知ったことですが、私の給与の数倍の料金だったそうです。
超大手広告代理店の社員の目的は、仕事の依頼です。「独立して、ウチの仕事しない?」ということでした。その時、Gデザイナーの仕事をして3年くらいしか経過していませんでした。深夜までの仕事をして、人気の代官山や青山のカフェバーに行って仲間とナンパするのが楽しい時期でした。それでも仕事は。「一番がかっこいい」仕事をしたいと思っていました。それは、子供の頃から「遊びは一番」という哲学のようなものが私にはあったようです。その哲学が今も抜けやらないのでしょう。

Web屋

29歳で渡米、40後半で帰国。そしてWeb屋に

29歳の時にNYの海外勤務に付きました。それから40歳代になるまで、ほとんど海外での仕事を行っていました。NY/LA/マニラ/シンガポールと飛び回っていた人生です。
今、長野県内の中小企業のWeb制作の仕事をしています。当時、Gデザイナーの頃、先輩に「かっこいい制作物を作ってもクライアントに利益を与えられなければ、ただのお絵描きをしているだけだよ!」と言われたことが、私の仕事に対する哲学のようなものにとなっていました。、クリエーターとして、コンサルタントとしての今があるような気がします。東京や海外での仕事と長野県の中小企業相手の仕事での、難しさは、半端なく「長野県企業相手」です。
ある企業に営業に行った時、「ウチは東京の会社に頼むから〜」と断れたことが、今でも忘れません。東京生まれで、東京で仕事をしていた私には、とてもショックなできごとでした。「満員電車に寄られストレスを抱えたクリエーターがそんなにいいの〜?」。東京の企業も私たちに仕事を依頼してくる会社もあります。また、ほとんどの東京の企業で仕事しているクリエーターは、田舎出身です。東京生まれで東京育ちの私は、「東京」というブランディングがやたら阿呆らしく感じました。
正直、東京や海外で仕事をもらうのと長野でWeb制作の仕事をもらうのでは、桁違いに難しいのが長野県の企業です。それは、Webリテラシの問題ではないのです。40後半で帰国。信州でWeb屋をやっているのは、それでも楽しいと大変の毎日です。

Web屋の社長になって

アメリカの企業に努めていた私は、米建ての給与でしたので、生活をセレブ感さえもって、シンガポールやマニラを行ったり来たりしていました。ですがWeb屋の社長になって、収入の「0」が一つ減りました。それでも今は少しアップされていますが、まだまだ当時から比べると「カラスの涙」程です。長野県は雀よりカラスの方が多い気がします。そんな私でも、20歳代の先輩の指導のように「どうしたらこの会社が反映するのかな〜」と学びや情報収集にプランベートな時間もお金も使いました。

Web制作の考え方

日本一のWeb制作会社である設立25周年を迎えたキノトロープさんに学んで、ナレッジの社内共有やワークフローなども取り入れて、ウェブ制作を行っています。私たちの会社は、売上20億、経常利益20%が達成できる「雲の上を飛ぶ会社」を目指しています。まだまだ、富士山のように高い目標ですが、1日1日一歩ずつ登っているつもりです。Webデザインの質を高めるのではなく、「CVRを上げるためのWebとは?」を常に考え、それを追求しています。予算の少ない長野県の企業ですが、やっぱり、費用対効果が数億倍になるようなWeb制作を目指しています。私たちは、Webを制作するのが仕事ではなく、お客様に成果を提供するのが仕事だと考えています。ですから、「Web屋」という職種名もいずれ変えようと考えています。

コンサルティング

マーケティングコンサルタントになった理由

Web制作だけでは、長野県の企業に限らず、成果を提供できるは、難しいと考えたのです。30年間以上マーケティングに関わってきた私は、企業の課題を解決するお手伝いをしながらWeb制作を成功させるという考え方です。そして、Webには「運営」という重要な作業があります。これもできる限りのサポートをしようと考えました。そして、そのブランディングネームが「コンサルティング型戦略的Web制作」なのです。そもそも企業のビジネスモデルから検討を行い継続した業績UPができるホームページ制作です。確かに製作料金は高くなりますが、成果を提供できるプランになります。課題を抽出して、解決する仕事はとても楽しい仕事です。何より継続した業績拡大が可能になった企業からは次々に仕事を頂いています。そして、「ありがとう!」と言われるの「しあわせ感」は、「この仕事やっててよかった」と感じさせてくれます。

小さな会社のマーケティングとは